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October 16, 2005
カウブックス 南青山(東京)のHumans from Mike Mills
これがもう一つの東京Humansインスタレーション、カウブックス南青山店。ブックディスプレイケースの奥に見えるのは、「Mark's Paper Ribbons」の拡大バージョン。その前にはHumansものとそのデザインに関連した書籍類が並べられている。僕はいつもDaniel Burenの縞がモチーフのインスタレーション作品を崇めていたから、特にこのデザインにおいての彼の影響は明らかだろう。僕が作る同じパターン一つをとっても、いろんなシチュエーションへの適用が可能で、それぞれの状況がまたそのデザイン自体に新しい意味合いを持たせていっていてとても面白い。僕は常に、さりげなく日常生活に入り込める「アート」作品に傾倒していた ー 世の中のほかのものから隔離されることなく、一緒に存在できる作品に。僕にとっての「Mark's Paper Ribbons」はいろんな事、しかもどちらかというと堅苦しい意識を代弁しているデザインだ:すべてのものははかないという事実への賛嘆、安く手に入 る使い捨てペーパーリボンがもっとも美しいアートになり得るという現実、そして僕の亡き父への畏敬の念が込められている。そういったどちらかと言えば重ための意識が、このような日常の商業的な環境におかれているという状況に、僕はとても興奮する。このお店に足を運ぶ人たちの誰一人として僕がこのデザインに込めた思いすべてを理解している人はいないと思うけど、そこまでを含めたところにこの作品の方向性はあるんだ。正直、他人が僕の作品やその他の人たちの作品から何を感じ取ったり取らなかったりするのかなんてわからないし、アート自体がどのようになっていくのかは、今までになく不確かだと思っている。こういった概念を作品自体に取り込むことに自分か成功しているとは思わないし、それが完成形だとも思っていないし、またけしてそれが新しい観念だとも思っていない(民芸運動、ウィーン工房、バウハウス、フルクサス、などなど)けれど、そういった意識が僕を駆り立てる原動になっているのは事実なんだ。
Mike
Posted by Humans at October 16, 2005 05:13 AM
